「カウンセリングルームながまち」上級心理カウンセラー Chie
1 依存症の苦しさ
アルコールに加え、ギャンブル、ゲーム、オンラインカジノ、恋愛、占い依存、等々。
古典的な競馬やパチンコ、アルコールに加え、現在はなんて多くの、依存症の陥穽があちこちにあるのでしょうか。
多くの人はなんらかの寂しさや虚しさを埋めるために、あるいは単純に楽しいからというだけで、気軽にオンラインカジノなどを始めます。
そのうち、手軽に快感を感じられるため、まるでハムスターが回し車を忙しく走り続けるように、お金をつぎこんではオンラインカジノを続けます。
そうすると、走り続けるのが快感で、やめると不安や虚しさや寂しさが脳内や心に押し寄せ、手が震えてきたりするので、自分の意思でやめることは困難になります。
さらにやっかいなことに、身近な家族にも、お金を使い込んだ罪悪感や恥ずかしさ、現実に経済的に困窮しているので、自分がなんらかの依存症に陥っていることを打ち明けることができません。
2 依存症から抜け出すために
依存症に関しては、同じ悩みを持つ者同士の「自助グループ」に入って話をしたり、他の人の話を聞くのが有効と言われています。
「言いっぱなし、聞きっぱなし。その場で聞いた話は外では決して口外しない」という固い約束のもと、 同じ悩みを持つ仲間同士(私自身は、 「仲間」という言葉が苦手ですが)、自分の辛さを話せる安全な場所を持つことで、「自分だけではない」という気持ちになり、少しづつ依存症から抜け出していくプロセスをたどっていくのです。
3 「自助グループ」が合わなかったら?
ではもし、「自助グループ」が合わなかったら?
実は、「依存症で回復したいけれど、自助グループになじめない、肌に合わない」という人も一定数います。
なじめない理由はいろいろです。
そもそも、なんらかの依存症になる方には、人間関係で問題を抱える方も多く、偉い・偉くない(強い・強くない、など)、序列のある、タテの人間関係にしか慣れていない方もいらっしゃいますが、自助グループはまさに、「同じ問題を抱える仲間」という、ヨコの人間関係です。
そして、何回も集まっているうちに、自然、親しい人同士というのも出てくるので、「その場限り」とはいっても、親し気な数人がミーティング後のランチの相談などをしていれば、疎外感を感じることもあるでしょうし、「本当にその場限りで、ランチの場などで自分のことは話題にしないでくれるのか」という不安を感じることもあるでしょう。
また、ファシリテーターがいる場合であってすら、自分の話に夢中になり、大幅に持ち時間を超過する参加者に対して、「みんなが話したくて参加しているのに、社会性がない、自己中心的な人」という嫌悪感を感じてしまうこともあります。
何度か通ってみて、「自分には合わないな」と思ったら、無理をする必要はありません。多少お金はかかりますが、当カウンセリングルームなどのご利用も検討いただければと思います。
なお、この記事を書いているカウンセラーは、当事者としての経験もあります。依存症の辛さ、自助グループが合わなくてつらい、という感覚にも寄り添うことができますので、ぜひお気軽にご相談ください。
(写真は宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)港)

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