カウンセリングルームながまち 室長 精神保健福祉士 樋口明夫
1.9/6(土)に全国ギャンブル依存症家族の会総会セミナーが仙台で開催されます
全国ギャンブル依存症家族の会様より、9月6日(土)に行われる「全国ギャンブル依存症家族の会第8回総会記念セミナー」のご案内をいただきました。
申し込み不要、参加無料、多くの皆様のご参加お待ちしてます、とのことでした。
日時:9月6日(土)13:30~16:00
会場:電力ホール(仙台市青葉区一番町3-7-1 電力ビル7F)
内容:当事者・家族体験談、東北会病院理事長石川達(とおる)氏講演、全国ギャンブル依存症家族の会代表 田中紀子氏講演、同会コーラス部発表、当事者会(セミナー終了後)
2.深刻化するギャンブル依存症の問題
従来のパチンコ、パチスロ、公営競技に加え、近年オンラインカジノ等スマホで手軽に多額を賭けることができるようになり、ギャンブル依存症の問題は非常に深刻化しています。
闇バイトや窃盗、勤務先での横領等の犯罪、DVや児童虐待(パチンコ店駐車場での車内への乳幼児の置き去りによる熱中症ほか)の背景にこの問題が隠れていることは多いと考えられます。私もこれまでの保健福祉の現場での仕事の中で、生活困窮や家庭内のトラブルの背景にギャンブル依存症その他アディクションが隠れている、ということを数多くの事例から学んできました。
3.依存症(アディクション)は「否認の病気」
他の依存症(アディクション)と同じく、当事者本人に相談や受診を勧めても最初から応じることは少ないです。依存症は「否認の病気」と言われ、本人、家族、支援者(医療・保健・福祉担当者等)共に問題を認めることが難しい特徴がありますが、その中で、一番最初に「困っている」と声を上げやすいのは、家族ではないかと思います。
ぜひ、ご家族など今一番困っている方(一番健康な方と言えます)が、勇気を出して、全国ギャンブル依存症家族の会、当カウンセリングルームなど、この問題のことをよく知る機関に相談していただきたいです。それが問題解決の大事な一歩になります。
4.依存症(アディクション)は治療を受けることで回復可能な病気
本当に病気なのだろうか?本人の性格なのではないのではないだろうか?という、ご家族が感じる疑問は理解できますが、「病気」と考えることで、治療を受ける、自助グループに参加することによる回復が可能である、と考えられるようになります。
逆に「性格」と考えると、「性格だから変わらない、治らない」という無力感につながり、回復が遅れてしまいます。依存症は治療を受けることで回復可能な病気である、回復の道を歩んでいる人は結構多い、ということをぜひ知っていただきたいです。

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