2026年2月5日宮城県アディクション問題研究会案内

令和8年2月5日第506回宮城県アディクション問題研究会のご案内

1.2月5日アディクション研のご案内です

・テーマ:「仙台ダルク ボランティアスタッフの日々」
・講師:仙台ダルクボランティアスタッフ、アディクション当事者
    福岡 賢一 様
・日時:令和8年2月5日(木)18:30~20:30
・会場:エルソーラ仙台研修室(アエル仙台28階)
    仙台市青葉区中央1-3-1
・会費:300円
・申し込み不要、どなたでもご参加いただけます

2.当事者による当事者の支援

 仙台ダルクの「ダルク(DARC)」は、「Drug Addiction Rehabilitation Center」の頭文字をとったものです。

 自らも覚せい剤依存者だった故近藤恒夫氏が設立した薬物依存症者の回復と社会復帰を支援する施設で、当事者が当事者の支援をしていることが大きな特徴です。

 仙台にダルクができてから25年以上になりますが、その間多くの薬物依存症に苦しむ当事者を支えてくださいました。

 飯室勉氏(ツトムさん)が長年施設長を務められており、宮城県アディクション問題研究会でも何回もお話をしていただいてきました。
(写真はツトムさんの著書「放蕩息子」の表紙)

飯室勉氏著「放蕩息子」表紙

 ここ数年毎年2月にダルクスタッフの方にアディクション研でお話をしていただいてきましたが、今回はボランティアスタッフの福岡様よりお話を伺います。

 回復者からお話を伺うことは、アディクション(依存症、嗜癖)からの回復を理解するための一番の近道です。

3.非難、排除では回復しない薬物依存症

 「薬物」というと、長年「ダメ、ゼッタイ」をスローガンにしたキャンペーンが警察などによって行われていますが、覚せい剤などの違法薬物だけでなく、処方薬・市販薬などの合法薬物も含め、乱用から依存症に至る人は少なくありません。

 「快感を求めて薬を使う」という誤解がありますが、むしろ耐え難い苦痛(不安やうつ状態、トラウマなど)から逃れるために乱用し、それを繰り返すうちに、依存症に至ると考えられています。

 依存症はれっきとした病気ですから、意志や根性で止められるものではなく、早期受診、早期支援開始が大切なのは、他の多くの病気と変わりがありません。

 非難、排除することで、薬物を使うことが誰にも言えない秘密になってしまうことは、問題を隠して治療や支援から当事者を遠ざけてしまいます。

 今苦しんでいる当事者やその家族が、「つらい」と話せる場所、SOSを出せる場所が多くなり、非難、排除ではない、正しい依存症理解に基づく当事者・家族支援が広がることが、大切な命や健康を守るために大切です。

 というわけで、皆様の2月5日アディクション研へのご参加を心よりお待ちしております。

カウンセリングルームながまち室長 宮城県アディクション問題研究会事務局 精神保健福祉士 樋口明夫

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