カウンセリングルームながまち 室長(宮城県アディクション問題研究会事務局) 樋口明夫
1.第500回記念講演会「小児科診療から見える子どもと家庭」
8月宮城県アディクション問題研究会のご案内です。8月は第500回記念講演会となります。
テーマは「小児科診療から見える子どもと家庭-医療と医療をこえるもの」、講師は公立黒川病院、岩手県立磐井病院 小児科医 岩城利充 先生です。
長年小児科の診察室から子どもとご家族を見守ってこられた岩城先生より、貴重なお話をいただきます。
日時:8月7日(木)18:30~
会場:仙台駅前アエル28階 エルソーラ仙台大研修室
会費:300円
申し込み不要、どなたでもご参加いただけます。
2.45年間続く自主的な勉強会
宮城県アディクション問題研究会は、1981年(昭和56年)から45年間、アディクション(嗜癖≒依存症)及びその関連分野に関する勉強会を、月1回自主的に行っています。東北会病院の精神科医(現東北会病院理事長)石川達(とおる)先生と、仙台市の精神保健福祉相談員の草分けである加藤裕子(ひろこ)氏が、当時青葉区花京院にあった仙台市北保健所の会議室を会場に始めた、長い歴史を持つ勉強会です。「宮城県薬物依存問題研究会」として始まり、約30年前に「宮城県アディクション問題研究会」に改称、今に至っています。石川先生と加藤氏は、それぞれ45年間代表と、事務局を務めておられます。
会場は、花京院の北保健所から青葉区役所などを経て、約20年前から現在のエルソーラ仙台の研修室を使わせていただいてます。交通の便が良く、高層ビルの28階ということで、窓から素晴らしい夜景を望むことができます。
3.回復へ向けた支援策の模索
研究会発足当時は、保健所や病院で大声を出すなど、派手な問題を起こすアルコール依存症の方が多く、支援策を模索するために勉強会を始めたと聞きます。45年の間に、派手な問題を起こす方は少なくなりましたが、アルコールのほか薬物、ギャンブル、ゲーム、買い物、摂食障害等のアディクション、アディクションと密接な関係にあるDVや児童虐待、高齢者虐待は、依然として深刻な状態が続いています。家庭の中の問題は見えづらい面がありますが、苦しい状況に置かれている人は今も多く、回復へ向けてどのように支援につなげるのか、支援するのかが問われています。
第500回の今回は、アディクションの原点とも言える「子どもの養育環境」を診察室から長年見守り続けてこられ、児童虐待や発達障害、社会的養護にもお詳しい岩城先生からお話を伺います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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